社会人の職業体験とは?仕事を続けながら、別の現場に入ってみる方法

作業台に広げた設計図を、2人が定規と鉛筆を使って一緒に描いている手元

社会人の職業体験とは、今の仕事を続けながら、ふだんとは別の仕事の現場に入り、その仕事を体験することです。現場の仕事を一緒にやってみたり、現場を見学したり、そこで働く人と話したりします。

このページでは、社会人向けにどんな職業体験があるのか、見学やボランティアとどう違うのか、選ぶときに何を見ればいいのかを書いています。

目次

社会人の職業体験では、何をするのですか?

中学生のころの職場体験を思い出す人も多いと思います。社会人の職業体験は、働いた経験がある大人が、自分の仕事とは別の現場に入るところが違います。今の仕事と比べながら現場を見られるので、気づくことも変わってきます。

当日は、現場の仕事を一緒に体験し、現場を見学します。そこで働く方と話す時間も設けています。それぞれの比重は現場によって異なるため、当日の時間割は受け入れ先と相談して決めています。

どんな職業体験がありますか?

体験の長さも中身も、現場によってさまざまです。体験プログラム「はじめてのKOKOROMi」で公開している体験先から、いくつか紹介します。

1日、子どもの居場所に入る

東京都小金井市の「子どもの居場所ピカイチ」では、朝から夕方までの1日を過ごします。午前はフリースクール、午後は学童です。現場に入りながら、代表が独立を選んだ理由を聞けます。

机と黒板が並ぶ、明るくカラフルな教室

(→ 子どもの居場所ピカイチの体験)

土曜の午後、地域のお店に立つ

東京都世田谷区の「ヤマザキショップ 代田サンカツ店」では、お店の方と一緒に店に立ちます。レジや品出しをしながら、近所の方とのやりとりを近くで見て、地域のお店で働くことについて話を聞きます。

商品が棚にぎっしり並ぶ、コンビニエンスストアの店内

(→ ヤマザキショップ 代田サンカツ店の体験)

しばらくのあいだ、企画に関わる

数か月ほどかけて、ひとつの企画に関わる体験もあります。

東京都渋谷区の「原宿AIA高等学院」では、高校生に向けた授業をひとつ届けます。生徒の様子を見ながら授業をつくり、生徒に来てもらうための広報まで体験できます。

ウェルネスブランド「TOJI」では、入浴や発酵について学び、入浴剤をつくるウェルネス体験を企画します。企画書づくりから会場探し、参加者の募集、当日の開催までを行います。どちらも、準備や打ち合わせの一部はオンラインで参加できます。

グレーの壁に、ピンクと黄色の付箋が列になって並んでいる

(→ 原宿AIA高等学院の体験/TOJIの体験)

見学やボランティアとは何が違いますか?

職場の外の現場に触れる方法は、職業体験のほかにもあります。

すること向いている人
見学現場を見て、説明を聞くまず雰囲気を知りたい人
ボランティア活動を手伝うその活動や分野を応援したい人
職業体験現場の仕事を一緒に体験し、働く人と話すその仕事が自分に合うかを、自分で確かめたい人

職業体験は、仕事として現場がどう回っているのかを、内側から見られます。働く人に、その仕事を選んだ理由や、続けている理由を聞けることもあります。

職業体験を選ぶときは、何を見ればいいですか?

今の仕事を続けながら参加するなら、まず日程を見ます。

  • 平日か休日か。休みの日に参加できるか、有給休暇を使うか
  • 1日で終わるか、何回か通うか
  • 現地に行くか、オンラインで参加できる日もあるか
  • 当日、働く人と話す時間があるか
卓上カレンダーに、ペンで予定を書き込んでいる手元

副業ができない仕事に就いている人は、参加の前に、念のため自分の職場の決まりを確かめてください。はじめてのKOKOROMiの職業体験は、参加者が参加費を払って参加します。

参加した人は、職業体験で何を感じていますか?

2026年6〜7月のモニター期間に、子どもの居場所ピカイチで職業体験をした方の声を紹介します。

人事の仕事をしている20代の女性は、体験のあと、ほかの職場の働き方を知れたことをこう話していました。

20代女性

こんな働き方あるんだ、こういうビジネスモデルや企業の仕方があるんだ、って知れる

(→ この方の体験レポート:普段の職場を離れて、全然違う社会人に会えた)

専門職として働く30代の女性は、現場で見ていたものを、こう振り返っています。

30代女性

〔代表の方〕やスタッフの方が、見守るタイミングと声をかけるタイミング…とかを興味深く見てました。日々の営み、〔現場の大人〕たちと子どもたちの営みを見るのが一番の価値

(→ この方の体験レポート:焦りがほどけ、今は準備の段階だと思えた)

はじめてのKOKOROMiの職業体験

体験プログラム「はじめてのKOKOROMi」は、社会人が今の仕事を続けたまま、別の現場で職業体験をするプログラムです。

申し込みの流れや参加費は、それぞれの体験先のページに書いています。

まとめ

社会人の職業体験は、今の仕事を続けながら、別の仕事の現場に入って体験することです。1日で終わるものから、しばらく企画に関わるものまであります。日程と中身を見て、今の暮らしの中で参加できるものから選んでみてください。

KOKOROMi BASEとは?

「20代後半、何にチャレンジする?」
KOKOROMi BASEは、この問いを掲げる月額制のコミュニティです。2026年11月時点で、累計19名が参加しています。
社会人になると、仕事以外で新しいことを学んだり、試したりする機会はぐっと減ります。KOKOROMi BASEは、大人になってからも学び、挑戦し、その経験を仲間と振り返る場をつくっています。振り返ることで、次の挑戦に踏み出しやすくなる。そんなふうに、挑戦する人の背中を押せる場所を目指しています。
体験プログラム「はじめてのKOKOROMi」も、KOKOROMi BASEが運営しています。

KOKOROMi BASE公式サイトはこちら

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この記事を書いた人

KOKOROMi編集部のアイコン KOKOROMi編集部

はじめてのKOKOROMi を運営している KOKOROMi の編集部です。体験に参加した人に話を聞いて、記事にしています。

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